はじめに
四国八十八ヶ所お遍路に興味はあるけれど、 車やバイクで巡る際の不安を感じていませんか?
- 「駐車場はどこ?」
- 「本堂までどれくらい歩く?」
- 「運転が険しい道はあるの?」
- 「どんなものを持参したらいいの?」
そんな疑問や悩みを解決するために、 私自身が四国を8周して得た経験をもとに、車&バイクのお遍路のポイントを詳しく解説します。
対象となる読者
この記事は、以下のような方に役立ちます。
- バイクで四国お遍路を始めてみたい人
- 車で四国お遍路を始めたい人
- 四国八十八ヶ所お遍路の作法に興味がある人
初心者が不安に思うこと
お遍路を始めると、意外なところで戸惑うことがあります。
私が初めての四国お遍路で困ったポイントを紹介します。
駐車場の場所が分からない
Googleマップで「○○寺 駐車場」と検索しても、正しい場所が出ないことがあります。
特に二輪車の情報は少なく、駐車場を探してお寺の周りをグルグル。
バイクを停める場所探しに苦労しました。
駐車場から本堂までの距離やしんどさが分からない
駐車場に停めたはいいものの、本堂まで道のりが遠く険しくて驚くことがあります。
境内の坂道や階段の多さも寺ごとに異なり、事前に知っておくと時間配分や体力配分がしやすくなります。
境内の主要な場所が分かりにくい
お寺ごとに、鐘楼、本堂、大師堂、納経所の配置が違います。
どの方向に向かえばいいのか、スムーズに回る方法が分からず迷うことがありました。
お遍路情報を整理
私自身が4周した経験を活かし、バイク・車遍路向けに役立つ情報を整理しました。
駐車場・駐輪場の情報をマップ化
お遍路のガイド本には載っていない駐車場・駐輪場情報をGoogleマップ上にまとめました。
四国には、「駐車禁止(二輪車をのぞく)」規制が結構あります。
周りの方の迷惑にならないように注意しながら、合法的にお寺の周囲にバイクを駐輪できることがあります。
- バイク専用駐車スペースがある場所
- 本堂に近い駐車場の情報
駐車場から本堂までのしんどさを5段階で表示
「本堂までの徒歩移動がどれくらい大変か?」を、以下のように評価しました。
また、駐車場から本堂までの所要時間と歩数も一覧表にしております。
- 😄 5:段差なし、平面移動のみ
- 🙂 4:50段程度の階段あり
- 😐 3:階段と坂道があるが、一息で登れる
- 🙁 2:階段と坂道がキツい。途中休憩したくなる
- 😰 1:険しい坂道と長い階段。足腰に自信がないと厳しい
札所間の運転難易度を5段階で表示
四国は山間部が多く、札所間の道が険しいことも。安全に運転するため、難易度をまとめました。
- 😄 5:景観が良く、快適なドライブロード
- 🙂 4:片側1車線以上の走りやすい道路
- 😐 3:狭い道が含まれ、対向車とのすれ違い注意
- 🙁 2:急勾配や狭路が多く、初心者は注意
- 😰 1:狭路・急勾配・悪路。重量級バイクは注意
お遍路巡礼の作法と持ち物を掲載
四国八十八カ所を巡るお遍路の旅。
伝統ある巡礼の作法を尊重しつつ、自分らしいスタイルで巡るのが醍醐味です。
特にバイクで巡礼を考えている方に向けて、便利なアイテムも紹介します!
作法を知ることで、より深い気持ちで巡ることができます。
以下のサイトで詳しく解説されていますので、ぜひチェックしてみてください。
特にバイク巡礼では使いやすさや携帯性が重要になります。
バイク巡礼ならではのおすすめアイテムを紹介します。
これから追加予定の情報
今後、お遍路巡礼をより楽しむための情報を追加予定です!
- 沿道の観光スポット:巡礼の合間に立ち寄りたい名所
- 沿道の美味しいレストラン:地元のグルメも楽しみたい!
情報は随時アップデートしていきますので、どうぞお待ち下さい。

まとめ
私が出会ったお遍路さんにこの情報をシェアしたところ、多くの人に役立ったと好評でした。
今回の記事が、バイクや車でお遍路を巡ろうと考えている方の不安を少しでも軽減できれば嬉しいです。
これからお遍路を計画している方は、ぜひ事前にルートを調べ、快適なお遍路旅を楽しんでください!
最後に:お遍路は「人生、なんとかなる」に気づくための旅
───計画を手放してみよう
Webサイトにはさまざまな情報を掲載しましたが、本来のお遍路の醍醐味はそこにはありません。
真のお遍路の目的は、「人生の不安を消すこと」。
だからこそ、2周目からは あえて行き当たりばったりのお遍路を実践することをおすすめします。
✅ 旅程を計画しない───直観に従って行けるところまで行く
✅ 道中で出会った人との縁を楽しむ───時間を忘れて、本気で話をする。気づきをいただく
✅ 宿を夕方まで予約しない───日が暮れてから探し、今夜の部屋を確保する
広い四国。県内に空室が一軒も無いなんてことは ありません。
何件もの民宿に電話したら、空室は必ず与えられます。
ホテルのチェックインの時間を気にしながら(不安に思いながら) 巡礼すること自体が煩悩。
お遍路とは、「な~んだ。人生、なんとかなる」と気づくためのアクティビティです。
起こりもしないことを想像して不安になり、感情を乱してしまう、意気消沈する。
───そんな自動思考癖を潜在意識に持っている人にこそ、お遍路に挑戦していただきたいです。
お遍路を終えたからといって、誰かが祝ってくれるわけではありません。
お遍路を何周もしたからといって、偉いわけでもありません。
しかし、「人生、なんとかなる」ということを
知識で理解するのではなく、心の底から腑に落とせる。
それこそが、真の結願者だと思います。
だからこそ、2周目は 綿密な計画(不安)を手放し、行き当たりばったりのお遍路を歩んでみませんか?
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